入学金・授業料
入学料等の納付についてのご案内
宇都宮大学のWebページに入学料の納付に関する案内が載っていました。
入学手続き時(入学前)に、入学料をお支払いいただくことになります。
それぞれの金額は、下記の表のとおりです。
学部 282,000円
大学院の研究料 282,000円
研究生 84,600円
科目等履修生 28,200円
入学金の相場が分からないので、高いのか安いのか判断できませんが、RIZAPの2ヶ月間に比べれば安いと思っています。RIZAPは無駄になることもあるでしょうが、大学は入学したということだけでも価値を持つことがあります。
学部生・大学院・科目等履修生はどのような人たちか分かるのですが、研究生はピンと来ません。Wikipediaによると、大学で研究するための身分だが就職浪人や院浪人がその多数を占めていて、学歴の空白を防いでいる制度のようです。単位は取得できないそうです。
科目等履修生の入学金は無しでいいのではと思います。資格などで必要となって受講するのでしょうから、授業料のみでいいと思います。
授業料納付についてのご案内
授業料についても載っていました。
学部学生・大学院生
学部学生及び大学院生にかかる授業料は、年額分(535,800円)を前期(4~9月)及び後期(10月~翌年3月)の2回に分けて,口座振替(学生又は保護者等学資負担者の銀行預金口座から自動引落しにより授業料を徴収)の方法で納付していただくことになります。
授業料はずいぶん安い気がします。54万円×4年=216万円、小型車の新車1台で大学卒業、学士がもらえるのはコスパに優れています。入学金込みでも、250万円です。新車で大型車を買うくらいなら、子供を国立大学に入学させた方がいいでしょう。
多分、ほとんどの人がそう考えるので国立大学に入学するのが難しくなるのでしょう。経済力がない家庭の高校生は、たいていは国立大学を第1志望とするので競争率が上がってしまいます。
私立大学の入学金と授業料
気になったので早稲田大学の入学金と授業料を調べてみました。学部により異なるのでとりあえず教育学部と創造理工学部について見てみます。
早稲田大学
教育学部 入200,000円 授480,000円×2=960,000円
創造理工学部 入200,000円 授723,000円×2=1,446,000円
入学金は宇都宮大学より安いのですが、4年間だと創造理工学部で約600万円です。ベンツのCクラスが新車で買える経済力がないと、子供を私立大学には通わせることは難しいようです。
地方から上京して来た人だと生活費がかかり、仕送りが8万円だとして、8×12×4=384万円が余計にかかります。必要なお金は約1,000万円で、今度はベンツEクラスが買える経済力が必要になります。
白鴎大学と帝京大学理工学部の入学金と授業料も見てみました。
入学金と授業料と諸経費込みの金額になります、4年間で白鴎大学5,028,000円、帝京大学理工学部6,682,640円になります。やはりベンツCクラスが買えます。
これを見ると国立大学の安さが目立ちます。
教育費
生まれてから大学卒業までかかる金額を考えると当方にくれます。これだけ子供にお金をかけていたら親自身にかけるお金がなくなります。逆にいうと親自身にお金をかけると子供にお金がかけられなくなります。
国の教育費への予算が少ないと言われています。高等教育の授業料無償化が行われていますが、予算を使っって私立大学の授業料を国立並みに下げることはできないのでしょうか。
経済対策にもなると思います。子供を私立大学へ進学させるためにベンツを買うのを我慢していたお父さんが、ベンツを買うかもしれません。
人を育てることにお金をかけることが、税金の有効活用に思います。