宇〜太に会いたい ー宇都宮大学ー

宇都宮大学に関するブログです

学生なんでも相談窓口

新型コロナウイルスへの対応

世の中は、新型コロナウイルスのため自粛が続き、都内の飲食店などは収入がなくなり生活がままならくなっているようです。
学生もアルバイトが出来なくなったり、親の収入がなくなたりしていて、中には退学を考えている人もいるそうです。

学生の13人に1人が退学検討 コロナで生活厳しく、団体調査:話題のニュース:中日新聞(CHUNICHI Web)

これこそ授業料を無料にすればいいだけなので、政治で何とかなる問題だと思います。手続きも1人に10万円を配るよりも簡単でしょう。
現状は国としてではなく、各大学が個別に対応しているようです。宇都宮大学のWebページにもありました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、これまで感じたことのない不安やストレスを感じることがあります。また、この影響により経済的に困難な状況に陥る場合もあります。本学では、全学的な相談窓口として、学生なんでも相談窓口を設置しています。学生生活において困ったことや心配ごとなど、どんなことでもOKです。お気軽にご連絡ください。

経済的な悩み以外でも、色々と相談できるようです。ただ、どのようなアドバイスが貰えるのか気になるところです。「大学生活にうまくとけ込めない」「将来に不安だ」と言った相談ならいいですが、経済的な問題はカウンセリウングのように話を聞いてもらえるだけで解決に向かうことではないと思うので、具体的な解決策が得られることを期待します。

学生の状況

最近の学生の経済状況はどうなっているのでしょうか。
東京地区私立大学教職員組合連合の「私立大学新入生の家計負担調査 2018年度(http://tfpu.or.jp/wp-content/uploads/2019/04/2018kakei-hutan-chousa20190403.pdf)」を参考にすると

税込み世帯年収 平均939.6万円
仕送り 平均8.31万円
家賃 平均6.28万円

です。
ちなみに税込み世帯年収が一番低かった2012年では(家賃は2014年になります)

税込み世帯年収 875.2万円
仕送り 8.95万円
家賃 6.16万円

となり、年収と家賃は増えているが、仕送りは減っているようです。
何故仕送りは減っているのか。京都橘大学の佐久間浩司教授「過去 30 年の経済変化と大学生の経済環境の悪化(2017年)(https://www.iima.or.jp/docs/newsletter/2017/NL2017No_25_j.pdf)」によると、次の理由だそうです。

賃金上昇率の低さ(30年前の1.1倍)
学生の増加などによる経費の増加(30年前の1.98倍)による授業料の増加(30年前の1.83倍)
補助金の減少(私立大学の収入に対する割合、30年前の14%から9%へ)

これでは仕送りが減っても仕方がないことです。

宇都宮大学は国立大学なので、多少余裕があると思いますが、そのかわり世帯年収が下がってくると思います。

宇都宮市の家賃

宇都宮市内のアパートの相場はどれくらいになるのでしょうか。「不動産サイトpropel」によれば

宇都宮市 1Kが5.5万円、1DKが4.6万円

だそうです。都内よりも安いことは安いですが、3.5万円程度を考えていた私としては高い気がします。
探せば、安いところもあるでしょうが、それは都内も同じなので差はないでしょう。

人材育成

私個人としては、人は将来にどのように社会に関わるのか分からないので、出来る限りの教育を行うべきだと考えています。全ての人(年齢に関係なく)が大学に限らずあらゆる場面で学ぶことができるようにすべきだと思っています。
中には何もしない人も出てくるでしょうが、少数でもでも社会に貢献できる人物が出てくることを期待するのが教育のあり方だと考えています。
今の教育行政は、特定の人しか高等教育が受けられないようになっている気がします。