宇〜太に会いたい ー宇都宮大学ー

宇都宮大学に関するブログです

休校中の教材

小中学校の休校

宇都宮大学のWebページを見ていたら、「宇都宮大学附属小中学校の休校中の学習教材・動画」が載っていました。

共同教育学部附属小学校と附属中学校は、学校休業中の児童生徒の家庭学習を支援するため、既に配信している動画や学習教材を、県内市町の小中学校などにおいても活用できるよう、広く提供しています。
4月当初は自校向けに作成し配信していましたが、附属小学校では教科担任制をとっていることもあり、県内の各学校でも活用できるよう新学習指導要領に準拠し汎用性を持たせた内容に手直しして公開することとしたものです。
これまでに、小中併せて130を超える課題をそれぞれの学校ホームページで公開しております。小学理科の「春のしぜんにとびだそう」では、今の季節にしか見られない自然観察の方法を、体育の「体力アップ大作戦」では、家の中でできる体力づくりの方法を、中学国語の「俳句につい学ぼう」では、テレビでも人気の俳句の作り方など、家庭で楽しみながら各教科を多彩な内容で学習できる教材を配信しております。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、栃木県内の小中高学校が休校になっています。とりあえず5月6日の連休あけまでですが、宣言が延期されれば休校も延期されるでしょう。
子供もただ単に家にいるわけにもいかず、授業の代わりになる自宅学習を計画的にしなければならなくなります。義務教育ですから留年することはないでしょうが、学習内容が不足している状態で進級や卒業をすることも考えられます。
小中学校で勉強する内容など、後からでも十分理解できる内容だと思いますが、学校としては何もしないわけにはいかないのでしょう。自宅学習用の教材が、発表されています。

休校中の教材

自宅学習用の教材へのリンクがあったので見てみました。

小学校1年 4月の休校中の学習について
こくご
◯音読集「ひばり」の「5あいうえお」「6ぶらんこ」「7ちょうちょうさん」をお 家の人に読んでもらいましょう。いっしょ読んでみるのもよいですね。 →読んだら、タイトルの下の□の中に、◯を書きましょう。 ※音読集の1から4は、学校に来てからいっしょにやりたいと思います。
◯きょうみのある本を読みましょう。読み聞かせをしてもらったり、自分で読める 人は、自分が読んだものを聞いてもらうのもよいですね。

小学校1年生の学力がどれくらいなのか分かりませんが、

お家の人に読んでもらいましょう。

とあるので、文章を自力で読めない子供もいるのでしょう。
これは結構大変だと思います。また家の人の学力も問われているように感じます。
小学校6年生の国語についても見てみました。

物語や詩から考えたことが聞き手に伝わるように読むことを「朗読」と言いま す。教科書 p16~27「サボテンの花/生きる」で朗読に挑戦してみましょう。「サ ボテンの花/生きる」を2回ずつ黙読します。印象に残った場面や特に自分がだいじだと思った言葉を見付け,声の出し方,強弱,速さ,間などを工夫して読ん でみましょう。3回ずつ朗読しましょう。おうちの方などに聞いていただき,感想をもらうのもよいですね。

何か一気にグレードが上がった気がします。朗読についてなど、その意味について学校の授業などで教えてもらったことは、私にはありません。やはり、そこが大学付属の小学校なのでしょう。

宇都宮大学附属の学校

宇都宮大学附属小学校の令和2年の募集要項があったので見てみました

3 応募資格
(1)平成29年度小学校第1学年に就学する年齢に達する者
(2)宇都宮市内に保護者(父,母,養父,養母または後見人のいずれか)と同居している者 。または,平成29年4月1日までに宇都宮市内に保護者と同居することが明確な者。(転居見込の確実な証明書を必要とします。)
(3)入学志願者自身が徒歩及び公共の交通機関を使って通学でき, しかも,登下校の時間が日常の生活に支障のない者。

他の小学校と変わりがないような気がします。独居の小学1年生は聞いたことはありませんし、普通の小学校は徒歩圏内でしょう。

試験は、選考調査と言っているようです。

7 選考方法
(3)方法
ア 入学前における発達状況と運動、言語、数量、情意、社会性などの面から総合的に調査します。
イ 選考調査の結果、適当と認めた者を入学候補者とします。

入学条件は、小学生として一定のレベルにあればいいようです。で、入学者、合格者は次のように決められれます。

8合格者の決定
(3)方法
入学候補者(連絡志願者を除く)の中から抽選によって合格者を決定します。

ここで、「連絡志願者」とは付属の幼稚園から小学校へ進学希望をした児童のようです。入学できるかどうかは、運次第ということです。

研究機関

附属の小学校へは能力の高い子供が通っているのかと思っていましたが、公立の小学校と変わりはないよです
ただ、附属の小学校は研究施設なので教員は能力の高い人が揃っているのが、一番の利点かと思います。公立の小学校ではとんでもない人物が担任になる危険性がありますが、附属の小学校ではまずそれはないでしょう。私立の学校も同じで、公立は子供がシッカリしていないと、なかなか学力は上がらないかもしれません。