宇〜太に会いたい ー宇都宮大学ー

宇都宮大学に関するブログです

自己修復するレーザー加工装置の開発

レーザー加工

宇都宮大学のWebページを見ていたら、研究に関する記事が載っていました。

新開発したレーザー加工装置は、内的・外的要因によって生じたズレを自動的に修復する機能を備えています。一般に、レーザー加工装置は、工場現場で用いられ、その設置環境は静粛とは言えません。また、装置内の光学部品が加工用高強度レーザー光によって劣化します。空間光制御技術とディジタルフィードバック制御技術を組み合わせる事で、そのような状況下でも、長期的に安定なレーザー加工を実現します。

難しそうです。
Wikipedia にレーザーが載っていました。

レーザー (英: laser、中: 激光) とは、Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation(誘導放出による光増幅放射)の頭字語(アクロニム)であり、レーザー光を発生させる装置である。レーザとも呼ばれる[注 1]。
レーザーは、指向性と収束性に優れたほぼ単一波長の電磁波を発生させることができる。この発明により、非線形光学という学問が生まれた。発生する電磁波は、可視光とは限らない。紫外線やX線などのより短い波長、また赤外線のようなより長い波長の光を出す装置もある。ミリ波より波長の長い電磁波を放射するものはメーザーと呼ぶ。

レーザー加工については、「Tech Note」の「レーザ加工の基礎知識」に載っていました(https://www.ipros.jp/technote/basic-laser-processing/)。

指向性の高いレーザ光を集光レンズで絞ると、極めて高いエネルギー密度の光源が得られます。レーザ加工とは、その高いエネルギー密度のレーザ光を利用して、金属などの加工を行うことです。金属や非金属に対して、切断、穴あけ(ピアシング)、溶接などができます。その他に、焼入れ、電子基板の穴あけ、マーキングなどにも使われます。レーザ加工の特徴には、集光することで精密加工が可能、非接触加工で材料に対してゆがみや熱影響が少ないこと、材料の硬さに左右されないことが挙げられます。

つまり、レーザー加工とはエネルギーと密度の高い光を一か所に集め、金属などを削ったり穴お開けたり切断したりすることの様です。特徴としては、細かな加工が可能になるみたいです。

詳細

Webページにはこの研究のポイントがあり、また詳細がPDFで載っていました。
ざっと、その内容を見てみましたが、素人には分かりません。

新開発のレーザー加工装置には、レーザービーム形状を自在に整形できる空間光制御技術が実装されている空間光制御技術とは、1本のレーザービームを 1000本に分岐したり、円形ビームを四角形ビームにするなど、レーザー加工の高速化や高効率化に有効な産業技術として利用されつつある。

これは分かります。ただ、その凄さが分かりません。形を変える事が難しいことで、それができたということでしょう。

そのキーデバイスである液晶空間光変調素子(LCOS-SLM: liquid-crystal spatial light modulator)は、計算機ホログラム(CGH: computer-generated hologram)を表示するために最適化されているが、プロジェクタに使われている液晶ディスプレイと同様にピデオ信号で画像表示される。

横文字とその略が出てきると、理解することを脳が拒絶してしまいます。キーデバイスでアウトです。鍵となる道具のことか、などと思ったりします。素人にもなんとか伝わることを求めたいです。

プレスリリース

Webページには「プレスリリース」とありました。「プレスリリース」という言葉はよく聞きますが、ハッキリと意味が分かっていません。

プレスリリースとは、企業・団体が、経営に関わるニュースや、新商品・新サービスの情報をマスコミに知らせるための文書です。

マスコミは、この内容がわかる様です。工学に関する専門的知識を持った人が、新聞社などのマスコミにいるのでしょう。
マスコミの人が理解して、その後一般の人が理解でいる様に伝えるのでしょうか。今まで生きていますが、ノーベル賞受賞以外で大学の研究内容をマスコミが報じていたことは無い様な気がします。どこで報じているのでしょうか。私が知らないだけでしょうか。

研究内容の説明

折角、Webページに載せるのですから、もっと一般の人にもわかる、理解するというより雰囲気が伝わる様に説明した方が良いかと思います。つまり、内容を読んで他人に伝えられる様な書き方が良いと思います。
一般の人にとって、大学は遠い存在です。それは、「どうも理解できないことをやっている」という雰囲気から来ています。大学の研究内容を分かるように伝えることで、人々は大学を短に感じる事ができると思っています。