宇〜太に会いたい ー宇都宮大学ー

宇都宮大学に関するブログです

入学試験のインターネット利用

総合型選抜・学校推薦型選抜

宇都宮大学のWebページを見てみたら、「重要」とされるところに次のことが載っていました。

令和3年度宇都宮大学総合型選抜・学校推薦型選抜Ⅰ受験者留意事項について

「総合背型選抜」「学校推薦型選抜」などという言葉は馴染みがないので、調べたところ「受験ネット」(https://受験.net/2020nyushi-senbatu-3882)に次のようにありました。

総合型選抜
AO入試から変更。勉学から高校生活まで、総合的な経験値を問う)
学校推薦型選抜
指定校制・公募制推薦入試 からの変更。勉学(幅広い学力)を中心に、高校生活も問う。

留意事項は、試験を実施する際のコロナ対策のお願いが載っていました。
試験日程は11月18日(水)と21日(土)になるようで、国際学部の試験はオンラインで実施されるようです。

インターネット出願

留意事項のところに、「宇都宮大学入試情報(特別選抜)」(https://www.utsunomiya-u.ac.jp/admission/special.php)が載っていたので見たところ、出願は全学部学科、インターネット出願になったようです。

ネット出願のメリットとして、次のことが載っていました。

書類の取り寄せ不要
入力ミスがなくなる(入学志願票を手書きする必要がありません。パソコンで入力ができます。エラー・入学検定料の間違いがなく安心です。)
24時間支払いOK(入学検定料を24時間コンビニエンスストアなどから納入できます。)

これまでの願書取り寄せからの郵送に比べると、確かに緊張感は少なくなっている感じはします。出願すると、すぐに返事が来るでしょうから、これも受験生の安心につながります。郵便だとある程度の時間差が生じてしまうので、不安がうまれるのでいいことかと思います。
ただ、証明書などの種類の郵送は必要なようで、ここが全てインターネットを通じて行うことができて、初めてデジタル化が完了したことになるのでしょう。

オンラインでの試験

国際学部の試験は、「Zoom」を利用した試験を行うようです。

令和3年度国際学部学校推薦型選抜Iの実施方法等について(https://www.utsunomiya-u.ac.jp/docs/kokusaisuisenjisshihouhou.pdf

1人で受験することになるようですが、その他の環境はどう確認するのでしょうか。カメラの背後にアドバイスをする人などがいるかいないかどのように確認するのでしょうか。
確認するには限界があるでしょうから、試験の内容を今までの試験とは別のもので行うことが求められるでしょう。
例えば、インターネットを利用し調べることを前提とした質問、助言をする人がいてもいい質問などを考えて受験生に問う必要があるのではと思います。
実際にやっているかと思いますが、そうなると受験生は今までの対策では対応できないことになるので、本当の学力が必要になるかと考えます。
高校までの学習について、ただ問題が解けるだけではなく、それについて大学の先生が納得ができる説明をする力や、大学で学ぼうとしている事に関する内容について説明する力などが求められるでしょう。

これからの学力

今までは問題が解け、他の人より多くの点数を取ることが受験生に求められていましたが、これからは自分の学んできたことを他人に説明でき、また他人の質問に的確に答えられることが求められるでしょう。
知識や形式なことは、もうインターネットで検索をすれば手に入れることができます。手に入れたことを深く理解し利用することが、社会で生活するのに必要なことになっています。
これは受験生だけではなく、現代社会で生きる私たちにも求められることです。