宇〜太に会いたい ー宇都宮大学ー

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令和2年度一般入試学生募集要項

入試の種類

来年度入学する学生を募集する、募集要項が発表されました。毎年同じものなのか、変わっているのか、初めて見てみたので分かりませんが、ちょっと見ただけで、その複雑さが分かります。

入試の種類も多数あり、載っていたのが10種類ありました。

  • AO入試
  • 推薦入試Ⅰ
  • 推薦入試Ⅱ
  • 理系5年一貫特別入試
  • 帰国生入試
  • 社会人入試
  • 外国人生徒入試
  • 私費外国人留学生入試
  • 一般入試前期試験
  • 一般入試後期試験

これで定員(100人未満)の学生を集めているようです。目的の学生は集まっているのか心配です。思い切ってAO入試で定員の半分を集めた方が良いと思います。

特徴

試験を分けて選抜するには、それなりの理由があると思います。そこで、それぞれの特徴を見てみます。

地域デザイン科学部のみで実施しています。選考方法は、主にプレゼンテーションや実技と面接になります。何についてプレゼンテーションをするのか分かりません。この他人に対するアピール力が大学での研究に関係があるのか疑問がありますが、他の入試にはない選考方法です。学力に関することは書類で判断するようです。自分の適性や学問に対する思いが十分活かせる試験になります。

世間的には、AO入試は楽、というイメージがあるみたいですが、複数回の面接があったり、プレゼンテーションがあったりと、私としては単に勉強するより負担がある感じがします。

  • 推薦入試Ⅰ

学力試験を貸さない試験で、受験資格の条件が厳しく、学校の推薦を受けた生徒の入試になります。全学部での実施されるようです。高校での活動を十分に活かせる試験になります。

学校に推薦されるかどうか、校内での生活が重視されます。教師にとっての良い生徒でいなければならないので、これも大変だと思います。

  • 推薦入試Ⅱ

推薦入試Ⅰにセンター試験の結果を加えた入試になります。一般入試と同じだと思います。

  • 理系5年一貫特別入試

大学3年生終了後、大学院修士課程に進学する学生を募集する入試になります。工学部と農学部で実施される入試になります。出願資格が特徴的です。

次の(1)及び(2)に掲げる全ての要件を満たす者

(1)本学に入学後意欲的に勉学に励むと出身学校長が責任を持って推薦する者で、合格した場合は入学することを確約できる者

(2)グローバルサイエンスキャンパス受講者又は日本国内で行われたコンテストなどに参加又は挑戦を行ってきた者

コンテストは指定されています。ハードルが高いのか低いのかビミョーなところです。飛び級がいいのか悪いのか、分かりませんが学習意欲が高い生徒には魅力的な試験になります。

  • 帰国生入試

日本以外の国の学校を卒業した生徒に対する試験です。国際学部での実施になります。

  • 社会人入試

国際学部のみでの実施になります。23歳以上で5年以上の社会人経験者を募集する試験になります。工学部や農学部での募集はないようで、この分野の方が社会人経験者が求められると考えますが、大学では違うようです。国際学部に社会人入試で入学する人はどのような人なのでしょうか。想像ができません。

  • 外国人生徒入試

国際学部のみで実施のようです。外国籍を持つ生徒の入試になります。こちらも全学部で実施した方が、大学のレベルアップに繋がると思います。

  • 私費外国人留学生入試

全学部で実施されている入試のようです。自分で学費を払うならば誰でも受け入れます、ということでしょうか。外国人生徒入試との違いがわかりせん。

一般入試前期試験と一般入試後期試験

言わずと知れた学力試験です。

出願方法

国立大学でも出願は、インターネット出願のようです。この方が安上がりなのでしょうか。連絡も郵便ではなく、電子メールで行えばタダですから。合格発表はホームページでするのは当たり前になりました。「さくら咲く」という電報は今は無いのです。