宇〜太に会いたい ー宇都宮大学ー

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大学のガイダンス

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宇都宮大学のWebページを見ていたら、保護者と学生向けのガイダンスが実施された事が載っていました。ガイダンスは「秋の保護者ガイダンス」と「キャリアフェスティバル」です。
「保護者ガイダンス」、私は受験希望生徒へ向けての保護者対象ガイダンスかと思いましたが

午前中は、学部1年次生から3年次生及び修士1年次生の保護者を主に対象とした「保護者ガイダンス」を地域デザイン・国際・教育・工・農の5学部で開催し、学部長が取り組んでいる教育・研究の現況報告等を行いました。また、保護者からの相談に対し指導教員が個別に応じた個別相談コーナーは、多くの方々から好評を得ました。

と、なっています。
ビックリです。入学したばかりの学部1年生はまだ分かりますが、修士1年生はどうかと思います。大学院への進学も親が決めているのでしょうか。保護者が心配するのは分かりますが、学生の自主性を信じ、親は参加しないのを期待します。また、大学も保護者の方には遠慮してもらうよう、話して欲しいものです。
相談コーナーがあるそうですが、何を相談しているのか想像ができません。「子供の就職先はどこがいいでしょうか」「大学の成績が伸びません、どうすればいいでしょうか」「大学の講義になかなか出席しません、どしたらいいでしょうか」など相談しているのでしょうか。だとしたら、中学生の進路相談のようです。
「キャリアフェスティバル」の方は

全学年の学生を対象とした大学の一大イベントとして今年で13年目を迎ました。学生の視野を広げ、羽ばたける可能性を実感させることを目指したキャリア教育の一環として、業界を代表する企業の中枢で経営や人事の分野で活躍されている方をお招きし、業界や企業の戦略と今後の動向、また求める人材についてパネルディスカッションと分科会に分け開催しました。パネルディスカッションでは、京セラ㈱、丸紅㈱、㈱日本経済新聞社東日本旅客鉄道㈱が登壇し、分科会では更に6業界の企業を加えた10業界に分かれて講話いただき、参加した学生は一様に満足した様子でした。

学生たちは、主体的に自ら行動して企業についてしらべることはしないのでしょうか。何から何まで大学が、お膳立てをしなければならないのでしょうか。自分が大学で学んだこと、つまり身に付けた「キャリア」を活かすのはどのような職業・企業かを学生が主体的に考える事が重要かと思っています。
私の学生時代には、卒業生などがリクルーターとして大学を訪れて、その仕事の説明・募集をしていましたが、今は大学自体がそれをやっているようです。大学自体が特定企業の紹介をするのは、「いかがなものか」という気がしてなりません。

参加者数

ガイダンスに参加した人数は、約1,000名だそうです。学生と保護者を合わせての数なので、保護者が何人集まっているのかは不明です。できれば、少数であることを期待します。
学生保護者が半分ずつ参加していると考えると、学生は500人以上参加していることになります。大学1・2年生は就職などの心配せず、大学生生活や学問を大いに楽しんだ方が良いと考えます。

大学での生活・活動の結果として就職があると考えるので、なるようになるものです。

今の学生は卒業後を真剣に心配しているのでしょう。学生の中には終身雇用、大企業に新卒入社し定年まで勤め上げる事が重要なのでしょうか。学生は保守的なのでしょうか。

案内

私は週に1度は宇都宮大学のWebページを見ているのですが、ガイダンスの案内には気づきませんでした。学生に向けて、学内での掲示があったのでしょう。保護者向けには、直接郵送したのでしょう。

学生が、熱心に掲示板をチェックしている姿が想像できませんが、今は学生に直接メールで連絡などしているかも知れません。
どのようなガイダンスなのか、興味がありますが、学外の私が参加する方法はないようです。興味を持っている人は自由参加できるようにしてほしいと思っています。