宇〜太に会いたい ー宇都宮大学ー

宇都宮大学に関するブログです

教員募集

教員募集

Webページを見ていたら、お知らせに大学の教員募集が載っていました。

募集内容は次の通りです。

工学部(専門分野:光工学、特に光ファイバー・光導波路などの光通信工学の分野)の教員公募をしております。

リンクがあったので(https://www.utsunomiya-u.ac.jp/outline/saiyojyoho.php)見てみると、色々な教員募集がありました。

募集している工学部の勤務形態を見てみると、助教で常勤5年で

本公募では,テニュアトラック制による採用となります。任期は採用日 から5年間ですが,テニュア付与審査を経て,テニュアを取得できる可能 性があります。待遇は国立大学法人宇都宮大学職員就業規則に従います。

とありました。

テニュアテニュアトラック制とは

米国の大学で一定の条件を満たした教職員に与えられる終身在職権を指します。 また、テニュアの取得を目指すコースのことをテニュアトラックと呼びます。 大学が若手研究者を任期を定めて採用し、自立した研究環境で経験を積ませた後に実績を審査。適格であれば専任教員として終身雇用する制度を、テニュアトラック制度と呼びます。

だそうです。若手研究者を育てる制度のようです。若手研究者の待遇について問題になっているようで、これは1つの解決策なのでしょう。審査がどのようになされているのか、気になるところです。

大学の教員

大学の教員の種類は、大学の中にいないとよく分かりません。何年か前に、助教授が准教授になったことぐらいしか知識がありません。大学の教員はWikipediaでは次の通りです。

  • 教授(専攻分野について、教育上、研究上または実務上の特に優れた知識、能力および実績を有する者)
  • 准教授(専攻分野について、教育上、研究上または実務上の優れた知識、能力および実績を有する者)
  • 助教(専攻分野について、教育上、研究上または実務上の知識および能力を有する者)
  • 助手(規定なし)
  • 講師(規定なし)

助教→准教授→教授の順番で、ステップアップするのでしょう。研究者としての採用ならば、助教から始まると考えれば良いのでしょうか。講師は、講義だけをする人というイメージです。助手は、実験の手伝いをする人でしょうか。

国家公務員のキャリアが大学で助教として教えているので、助教になるのはその大学の基準を満たしていれば、なれるようです。

大学教員の資格

募集している助教の資格として次のことが書いてありました。

博士の学位または Ph.D を有する者、あるいは着任時までに取得できる者。上記の専門分野に関して、優れた研究業績を有すること。光工学の教育と研究に意欲があること。

優れた研究業績があるかないか、判断はどのようにするのでしょうか。宇都宮大学の教員が論文を読んで「優れている」と判断するのか、特定の雑誌に一定数の論文が掲載されたことで「優れている」とするのか、不明確です。その分野で有名な教授の推薦文でもいいのでしょうか。はっきりさせた方がいいと思います。

情報学、人文科学、社会科学の教員募集もあり、その資格要件は次の通りでした。

修士 の学位を有すること。博士の学位を有することが望ましい。学位の 分野は問わない。人文・社会科学分野を含む幅広い専門性の学生に対するデータサイエンス教育に,熱意を持って取り組めること。人文・社会科学系分野においてデータ分析の経験を有すること。 学内外の連携業務に主導的に取り組めること。 業務遂行に支障のない日本語能力を有すること。

工学部の資格要件に比べて、緩くなっています。希望者が少ないということでしょうか。修士の学位を持っている人が少ないということでしょうか。ただ、勤務条件が非常勤、任期3年なのでその違いかもしれません。

「宇〜太」の立場は講義や研究を行っていないようなので、単なる事務員なのでしょう。どこかの研究室で助手として採用されることを期待しています。