宇〜太に会いたい ー宇都宮大学ー

宇都宮大学に関するブログです

台風19号災害ボランティア

活動報告

宇都宮大学のWAebページに災害ボランティアの活動報告が写真付きで載っていました。

10月27日(鹿沼市
11月3日(佐野市
11月3日(鹿沼市
11月16日(宇都宮市
11月17日(栃木市
12月14日(鹿沼市

日程から鹿沼市が3回、佐野市栃木市宇都宮市が1回の実施となっています。鹿沼市の被害が詳しく報道されていない事で、ボランティアが足りてないとう話があったためか、鹿沼市が多くなっているようです。報道のされ方によって、世間の人々の認知が左右されるのは仕方のない事ですが、市中心部が被害にあうのと田舎の農村部が被害にあうのとで差が出るのは、やりきれない感じがします。田舎の取り残され感が大きいです。
意外なのは、宇都宮市でもボランティアを募集していた事です。田川沿いの被害は知っていましたが、復旧に向けて時間も人もかかっていたことを知りませんでした。

どこでも、多少の違いはあっても被害が出ているので、災害に対する補償やボランティアについては「あまねくすべての人へ」と願いたいです。

このようなボランディアの活動報告は、ボランティア団体自体の活動を知ることよりも、被害の実態を理解するのに重要だと思います。以前はボランティアをする人の自己満足と感じていましたが、今では災害状況を知るのに役立っています。ただ、ボタンティアをする人受ける人の人生ドラマは要らないと思いますが。

情報収集

ボランティア活動の中に、被災者に何が必要で何に不自由しているかを尋ねて回る活動が載っていました。
ボランティアは必要なところに十分なことを行うことが、求められます。災害支援をする場合でも何が求められているかを知ることは重要なことです。市の職員がしかめっ面して聞き取り調査するよりも、大学生が訪ねて聞き取りをすることで話しやすい感じがすると思うので良いことだと思いますし、被災者の話を直に聞くことで学生の勉強にもなることでしょう。

日本人は、あまり自分の権利を声だかに要求する事はないようです。災害の被害にあったのだから行政に当然の支援を求める事は、図々しい事と思われているようです。いざという時のために税金を払っているのです、最低限な文化的生活を送るために税金を納めているのです。当然の要求として、温かい食事、寝具、トイレを求めるのは当然のことでそれを準備しない行政については文句を言っていいと思います。

「自分よりも困っている人がいる」と考えることは立派なことだと思いますが、それと行政に対する要求は別だと思います。

人海戦術

水害被害の泥やゴミなどがまだまだ片付いていないようで、Webページには学生たちがその片付けを行なっていた写真が載っています。
泥のかきだしなど、重機を使って一気にやればいいのではと考えていましたが、写真を見ると復旧するには人の手で丁寧に作業する事が求められると知りました。復旧とは元に戻す事で、元に戻るには十分時間と労力をするのでしょう。

平時でも、恒常的にボランティアの募集は行なっているのでしょうか。どこかに登録しておいて、必要な時には連絡がいく、という派遣会社やバイト紹介のようなボレランティアの募集は行われていうないのでしょうか。

何か、災害が起きてからではなく、小さなことからでもボランティアの活用ができる組織があればと思いました。

大学のボランティアセンターや年寄りのシルバーセンターがその役割を担っているのでしょう。

感想

できれば学生の感想があればいいかな、と思いました。学生たちが何を考え活動し、何を得て帰ってきたのかが、まとまっていれば良かったかなと思います。写真からだけだと、「有り余る元気が若者らしい」くらいしかわかりません。レポートにまとめろとは言いませんが、Webページの書き手によるインタビューがあっても良かったかと思います。また、「宇〜太」が集合写真で旗振り役をしていれば、と思っています。