宇〜太に会いたい ー宇都宮大学ー

宇都宮大学に関するブログです

公募

研究開発スペース利用公募

Webページを見ていたら、次のことが載っていました。

令和2年度 産学イノベーション支援センター研究開発スペース利用公募」開始

何やら最先端な事をやっている雰囲気が漂っています。私でも応募できるのではと考えてしまいます。内容は

令和2年度 産学イノベーション支援センター研究開発スペース利用を下記利用要領のとおり学内外に公募いたします。
CDI本棟、CDI北棟の研究開発スペースの利用を希望される方は申請書および申請調査票をダウンロードし、必要事項を入力の上、宇都宮大学産学イノベーション支援センターへ申込みを行ってください。

難しそうです。アルファベットの省略で組織などを表されると、身構えてしまいます。ようするに、事業を立ち上げたりするときの事務所として、大学の施設を貸してもらえることのようです。使用期間は単年度らしく、申し込み用紙は簡単なものでした。廃校になった小学校のように、大学が空き教室の貸し出しを始めたのでしょうか。
利用料は、6万円程度で宇都宮市内の貸事務所の値段としては、相場よりちょっと安いくらいでしょうか。ただ、電気と上下水道がついてくるらしいのでお得です。場所は駅から少々離れていますが、バスの便は良いところです。
ただし、条件があり、

ただし、CDI本棟は、産学連携に関わる研究開発プロジェクト、産官学を中心とした共同研究、本学の研究成果を基にしたベンチャー企業、本学学生が起業するベンチャー企業を優遇する特別利用料が設定されており、またCDI北棟は産学連携に関わる研究開発プロジェクト、共同研究に加え、科学研究費補助金に代表される学術的な競争的資金を得ている研究プロジェクトを優遇する特別利用料が設定されている。

誰でも使えるスペースを貸し出すという、太っ腹な事はないようです。私個人が不動産取引の会社を立ち上げたいから事務所を借りるという訳にはいかないようです。

産学イノベーションセンター

募集と審査は、宇都宮大学の「産学イノベーションセンター」が行なっているようです。
ここは2018年の宇都宮大学の年報によると、

平成 30 年度より、従来の地域共生研究開発センターは産学イノベーション支援センターと名称を変え、その下に産学連携・イノベーション知財部門と先端計測分 析部門を設けて、装いも新たにより機動的に産学連携を支援する組織として活動をしてお ります。
という、若い組織のようです。

活動内容も広く、外部との連携も行なっているようです。

組織などで内容があまり変わらないのに名称がコロコロと変わる場合、端的に考えるとその組織のトップが変わることが思いつきます。近所のラーメン屋など、儲からないのか経営者が頻繁に変わっているようでよく名前が変わっています。詳しい事は分かりませんが、大学でも同じではないかと勝手に解釈しています。

組織のトップが自分のオリジナリティを出そうとするのはいいのですが、外部のものが見ると分かりづらいので内容が変わらない限り同じ名称でお願いしたいものです。

大学の役割

産学連携などよく話題になりますが、大学だけで閉じていた時から外部との連携により発展していく形になっているのでしょう。大学だけで、研究開発をするには予算がなく、企業だけでは知識が足らない、お互いを補う事はいい事だとおもいます。

ただよく言われる事ですが、企業がお金を出す場合、実用的なものに偏り基礎研究がおろそかになるようです。これは国などの行政の方で予算を組んでほしいところです。しかし、これで成功して大儲けをしたという話は聞いたことがありません。いや、あるかもしれませんが私は知りません。

私としては、大学は基礎研究を中心としたところであってほしいです。文学や法学など含めて、実社会には直接的に役に立たないが人類の発展んいは重要な事を大学は追い求めてほしいと思います。